水戸メンタルクリニック

心理的アプローチ

心理カウンセリング

仕事や職場の対人関係、恋愛やご家族の悩みから、うつや不安、発達障害といった病に対して心理的なサポートを行います。
カウンセリングとは「話を聴く」という行為を指し、プロのカウンセラーとは「話を聴くプロ」「話を聴く技術者」ともいえます。そのため、一般の方の会話であれば「話を聞く」と書きますが、訓練を積んだプロのカウンセラーの場合は「話を聴く」と表現します。
悩んだとき、困ったとき、もやもやしたときに人に相談することは非常に望ましい健康的行動といえます。しかし、時には人に話しにくいことや、話してみても解決しないこともあるかと思います。そのようなときは、カウンセリングをご利用していただき、自分の問題や心の中で何が起こっているのかを見つめなおす機会にしていただければ幸いです。

認知行動療法

認知行動療法は、うつや不安に対して有効性が認められている心理カウンセリング法の一つです。
歴史的には行動療法から始まり、その後、認知療法が加わり、認知行動療法と呼ばれるようになりました。
認知行動療法の「認知」とは、頭の中に浮かぶ考えやイメージなどを指します。
認知行動療法では、うつや不安といった情緒的な問題は環境と個人の相互作用によって生じると考えます。
つまり、生活している環境の中に何らかの刺激(ストレス)があり、その結果、個人の反応が起きると捉えるわけです。

例えば、「落ち込む」という反応があった時には、認知行動療法では、その反応が生じた流れを丁寧に見ていきます。

状況
「友達にメールを送ったが返ってこない」
認知
「友達はいいかげんだ」
気分
「イライラする」
行動
「苦情のメールを友人に送る」
状況
「友達から体調が悪くメールができなかったと返信がくる」
認知
「自分は人のことを考えない人間だと考える」
気分
「罪悪感」
認知
「過去の人間関係の失敗を思い出す」
認知
「友達に嫌われたかもしれないと考え始める」
気分
「落ち込む」

このように「落ち込む」までの流れを丁寧に見ますと、環境(状況)と個人が相互に影響し合い、そして、個人内でも様々な反応が生じて影響していることがわかります。
つまり、「落ち込む」は心の中で突然起きるではなく、状況や個人内の反応の影響を受けて生じていることがわかります。
認知行動療法の中では、このような流れを把握します。そして状況や認知、気分の流れを把握してから「落ち込む」ことへの対策を考えます。

例えば、行動「苦情のメールを送る」は既にやってしまったことですが、今後、同じことを繰り返さないよう対策を立てることができれば気分は楽になるかもしれません。
また、認知「人のことを考えない人間だ」や認知「友達に嫌われたかもしれない」といった否定的な認知を見直すことで気持ちが楽になるかもしれません。

一方で、状況「友達にメールを送ったが返ってこない」や気分「イライラする」は、直接扱うことは難しい場合があります。
それは、人や状況は必ずしも自分でコントロールできるものではありませんし、自分の意志で楽しくなったり、落ち込んだりすることも難しいからです。

そのため、認知行動療法では比較的扱いやすい「認知」や「行動」に焦点をあてて問題の解決を目指していくことになります。

認知行動療法の効果は?

認知行動療法は、精神医学や心理学分野の数多くの研究結果から、以下のような疾患に対して効果が示されています。

うつ病、全般性不安障害、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、摂食障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、統合失調症、慢性頭痛、不眠症

認知行動療法は薬物療法と同等の効果があるとする研究もあります。近年、我が国では、認知行動療法は保険適応として認められ、より皆さんが受けやすい治療法となり注目されています。

ただし、上記の病態なら何でも効果が得られるわけではありません。例えば、重いうつ症状が出ている時期には、思考が働かず逆に負担となる場合もありますし、病名によっては症状の一部の改善にとどまるものもあります。そのため、通院治療中の方は、必ず担当医と相談のうえで受けていただくことが必要です。

認知行動療法を受けるには?

認知行動療法はすべて予約制で実施しております。所要時間は各セッションによって違いますが30分~50分です。

診察時に「認知行動療法を受けたい」旨を担当医にお話しいただき相談をしてください。医師の判断において認知行動療法が適当と判断した場合、予約をお入れする流れになります。

当院で認知行動療法を実施する臨床心理士は、専門的知識や技能の研鑽のため、継続的なトレーニングを行っております。
当院では、これまでご紹介した個別で実施する認知行動療法のほかにも『集団認知行動療法』も行っています。

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