居場所型デイナイトケア担当部署直通
居場所型デイナイトケア
居場所型デイナイトケアとは?

今の自分を大切にするために、安心できる場所、やりたい事ができる自分の場所、心地よく過ごせる場所として居場所型デイナイトケアを開設しました。当法人の外来診察、カウンセリング、訪問看護、就労支援といった多くの部門と連携することができます。
利用する方それぞれのパーソナル・リカバリーを目的としています。
どのような人が利用できる?
外出が不安、家以外に安心して過ごせる場所が欲しい、人と馴染めない、集団に慣れていきたい、これからの自分を考えたい、自分らしさを大切にして過ごしたい、そうした方を主な対象にした外来リハビリテーションの場です。
社会生活機能の回復目的として、まず『安心できる居場所』としてデイナイトケアを利用しながら、こころの安定や生活リズムの改善、対人関係の練習や自分の好きな活動を見つけるきっかけ作りなど、自分らしい生活を送ることが出来るようにサポートすることが目的です。読書、ゲーム、ハンドクラフト、映画鑑賞、個人作業、休息など、その日の体調に合わせて自由に自分のペースで過ごすことができます。
1日の過ごし方は?
1日でも、午前中だけでも、午後だけでも、夜だけでも、参加時間や過ごし方は自由です。

居場所型デイナイトケアの4つのスペースとは?
デイナイトケアは、ひとりひとりのペースに合わせた参加が可能です。決まった利用の仕方はありません。
デイナイトケアは、外来に通院されている方を対象とした外来リハビリテーションであり、日中から夜にかけて過ごせる場所です。
医師、看護師、作業療法士、臨床心理士、精神保健福祉士など多職種が連携しながらサポートにあたります。また、障害年金、障害者手帳申請など、医療福祉制度に関する相談についてもお手伝いさせていただきます。
利用者の声
安心・安全スペースで、徐々に人との関わりが生まれた
10代男性
対人関係のストレスが強く、外出が面倒になっている。デイナイトケアを勧められ、安心・安全スペースでマンガやゲームなど1人で過ごしている。次第に自分の好きなゲームを通して利用者との会話の機会を作り始めいている。自分スペースで、将来の自分を探し始めた
20代女性
就職活動を始めたが、自分にはどんな仕事が向いているのか分からない。自分スペースを活用しながら、自己分析をして職業を調べたり、利用者・スタッフと意見を交わしながら将来の自分像を模索している。自由スペースで、居場所を見つけた
20代女性
通院を続けて体調が安定したため、家族からアルバイトやボランティアの参加を促されている。その励ましが辛くなり、家庭の居心地が悪くなってしまった。自由スペースを活用し、「居心地の良い場所」として自分の気持ちを安定させている。ケアスペースで、日中の生活リズムを安定させている
10代男性
外出は通院のみ。日中は家族が仕事のため、1人で家の中で過ごすことがほとんどで、昼寝をして過ごし、昼夜逆転の生活を送っている。主治医からデイナイトケアの利用を勧められ、ケアスペースを活用しながら、外出や生活のリズムを整えようとしている。
ご利用について
当院通院中の方へ
主治医にご相談下さい。
他院通院中の方へ
他院に通院しながら居場所型デイナイトケアの利用が可能です。
当院医師による診察が必要となりますので、主治医とご相談の上、診療情報提供書をご準備いただき、初診予約をお取りください。
見学は随時受け付けています。
料金のご案内
各種健康保険、自立支援医療制度、マル福などがご利用になれます。